株式会社キクテック様道路標示の劣化状況を撮影した画像で診断するタブレットアプリ開発
アプリ上の自動画像診断処理で、調査業務の効率と評価品質を向上
株式会社キクテック様
道路標示や標識のの製造・販売およびこれらの設計・施工を行う、道路交通インフラ整備を担う企業。
路面標示用塗料、交通標識とも扱うメーカーとしては業界トップ。
導入前の課題・ご要望
- 調査は調査員が車道に出て計測するなど、交通安全上の危険が伴う
- 調査員毎の主観評価に基づくため、熟練度による評価品質のバラツキの解消
- 紙ベースの調査表の廃止(ペーパーレス化)
導入前の課題・ご要望
- 道路標示をタブレットで撮影するだけで調査が可能になり、車道に出る危険を低減
- アプリケーションによる客観評価によって、評価品質が向上
- GoogleMAPと連携したデータベースの構築で、経年的な評価比較、路線全体での評価を実現
コネクティボ 導入サービス概要
- 企業内業務システム開発
路面標示の劣化状況の調査における「調査員の安全」「調査員毎の評価品質の均質化」「調査結果のデータベース化」をテーマに、アプリケーションの開発と調査結果データベースの構築を行いました。
アプリケーションでは、タブレットカメラで撮影したデータを、アプリ上で2値化し、非劣化状態の画像との比較診断によって、劣化程度と範囲を算出し、修繕が必要な部分を識別表示します。
これら調査結果は、データベースに登録され、調査時に予めGoogleMaps上で登録した地点情報と共に蓄積し、一元管理されます。
調査結果データベース側では、Webアプリケーションによって、地点情報と蓄積される調査結果から、路線全体の状況、経年的な状況を比較検証を可能にします。